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トリチウムの焼けについて

ヴィンテージのロレックスを選ぶ際に大きな判断の材料になるのが、文字盤の夜光塗料の種類と焼けになるのではないでしょうか。
ロレックスでは1998年までトリチウムを夜光塗料として使ってきました。


その後、ルミノバ、現行モデルで使用されているクロマライトと移行しています。

トリチウムは自らが発光する性質の発光塗料です。ルミノバは光を蓄積してから発光するため、光がない状態において一定期間を過ぎると発光機能が失われます。それに対しトリチウムは、自らが発光するため常に光り続けます。つまり、昼だろうが夜だろうが光続けるわけです。

ただ、生産されてから一定期間を減ると発光機能が失われます。トリチウムの半減期は12.3年ですが、光らなくなる期間は生産からだいたいなようで。5年後の場合もあれば10年後の場合もあるみたいです。

つまり、1998年で生産が終わっているトリチウム夜光の文字盤はすでにほとんど光らないということです。


source:rolex-marche.jp

上の画像は1016のトリチウムダイヤルですが、文字色がかなり黄色く焼けてますね。1967年ということで50年ほどでここまで黄色くなるようです。

この焼けを良しとするかは好みだとは思いますが、時間を感じさせます。



source:HODINKEE

王冠マーク等の白い文字色と夜光の黄色いコントラストがカッコよくもあります。
年式の比較的新しいものはまだ、焼けが薄いように感じます。



source:hqmilton.com

焼けているほどいいというわけではないと思いますが、雰囲気が全然違いますね。
トリチウムの焼けは紫外線に当てた方よく焼けるとか諸説ありますが本当のところはよくわからないようです。
暗室にずっと入れて置いた方がいいとか、OHに出すと急激に焼けて戻ってきたとか。

調べるといろいろとあるようです。

OHに出すと、という記事を多く見かけたので私は湿気と気温がかなり関係あるのではと考えています。
すでに焼けまくりで成熟身のある文字盤を選んだらよいのか、それともまだまだ、焼ける余地を残し、育てられるものを選ぶかは好みですね。

ただ、あまりに古いものは文字盤自体にブツブツが出来ていたりはげていたりと劣化が酷いものもあるので細部までよく確認してから選びたいですね。
それが味と見ることもできますが。

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